先日、新型コロナウイルスによる
緊急事態宣言が発令されました。

私が現在、住んでいる茨城県は
対象にはなりませんでしたが、
東京・千葉・埼玉に近い市と町を中心に、
以下の要請が出ています。

茨城県が県民に出した「要請」
  • 平日昼間を加えた不要不急の外出自粛
  • 外出自粛の要請期間を5月6日まで延長
  • 会社員等の通勤自粛

私は在宅での仕事中心なので
毎日の生活は大きく変わりませんが、
周りを取り巻く環境には
さすがに変化がありました。

今回は、
7度道府県に緊急事態宣言が出たあとの、

「私の眼から見た『いま』の茨城」

をお伝えし、これからの事についても
シェアさせて頂こうと思います。

茨城県 笠間市 の「いま」

私と妻は夫婦で、数年前まで「水戸」に
住んでいたのですが、

妻の父が亡くなり、独りになってしまった
妻の母のもとへ私たち夫婦が移り住み、
現在は笠間市で暮らしています。

都会的な水戸よりは、
だいぶ田舎の雰囲気を残す笠間。

焼き物や陶芸美術館で有名な土地なだけに、
アートなカフェも多いです。

平日に、個人店のカフェや
ご飯屋さんに夫婦で出かけ、
店主と仲良くなったお店も多いのですが、
どこも客入りはガクっと減ってしまい、

「一時休業するか悩んでいる…」

という店舗が多いです。

それを聞いて、
勿論自分たちのリスクは承知の上で、
積極的に個人の飲食店には
出掛けるようになりました。

※ 開店時間直後に入店して、なるべく
※ 多くの人と接しないような防御策は講じています

ニュースで見る東京のスーパーのような
買い占めまでは発生していませんが、
マスクとアルコール洗浄液は
慢性的に売り切れです。
(その他のものは普通に購入できる)

しかしスーパーやホームセンターは
かなり人が少なく、
全体的に町が静けさを帯びている印象です。

飲食店は休業まで踏み切っている
店舗はまだ見当たらないのですが、
個人的には、

ライブハウスが特に心配

です。

私自身、ギター・バンド演奏や
ロック音楽が趣味なので、
とても気がかりです。

水戸には「ライトハウス」という
老舗ライブハウスがあり、
知名度のあるアーティストも
よくライブを行う場所なのですが、
全ての公演は延期もしくは中止

その他にも規模は小さいけど
地域に密着した形の飛び入り参加できるような
ライブハウスがいくつかあるんですが、

「密閉」「密集」「密接」な空間
ということで、どこも
休業・開催自粛を余儀なくされています。

結果的に「働き方改革」に?

昨年の2019年からよく目にするように
なった「働き方改革」ですが、
具体的にはどんなだったっけ?と
調べてみると、

働き方改革とは…
  • 長時間労働の是正
  • 非正規/正社員の格差の削減
  • 多様な働き方の実現
    (テレワークや時短・時差勤務)

以上の3本柱だったわけですが、
ここへきて結果的にそれらが
推進されることとなりました。

 

✅長時間労働の是正
⇒営業時間が時短されるなどで
 結果的に労働時間短縮
(無論、変わらないまたは長時間労働に
 なってしまった方もいらっしゃいます)

✅非正規/正社員の格差の削減
⇒膨らみ続けた非正規雇用を切り、
 淘汰へ向かう可能性

✅多様な働き方の実現
⇒半ば強引にでもリモートワーク導入

…などといった形で、
望む・望まないに関わらず、
「その形の就業」への変化
余儀なくされています。

そうなるとアフターコロナは

給料額が今よりも上がりにくくなったり、
社員数を削減する動きが加速したり、
そもそも「通勤」という概念がガラリと
変わる可能性も高いでしょう。

その結果、
「個人の時代」が一気に進む
のではないか?
そんな気がしています。

  • テレワークの導入でどうなったか?
  • 残業時間を削減しどうなったか?
  • 現状の従業員を抱えきれない企業はどうなったか?

多くの企業は、
「無駄な残業」「無駄な人件費」
をカットしないと存続ができない
状態に陥るのではないでしょうか?

このあたりの具体的な結果が
目に見えて出始めたとき。

本当の意味での「働き方改革」
加速を増していくでしょう。

その時、今までの「常識」は
ガラガラと崩れ去り、

「当たり前だった『無駄』」
「今まで目をつぶっていた『無駄』」

が淘汰されていく気がしています。

それは、

「甘い汁を吸っていた人」
にとっては最悪の事態でしょうし、

「今まで燻(くすぶ)っていたが実力のある人」
にとっては良い転機となるでしょう。

まとめ

この一連のコロナ騒動後は、
きっと想像できないくらい
大きな変革が社会に起こるだろう、
そう感じています。

都心部で暮らしている方の状況とは
まったく意見が違うかもしれません。

ですが今回は、
緊急事態宣言後のリアルな茨城県
経済・仕事・個人の側面から
率直に私の考えをお伝えしました。

「いまだから出来ること」も
個々にあると思います。

それはどんな状況、
どんな業界であっても、です。

私は敢えて、緊急事態宣言のあった4/7に
とある集客サービスを使ってみたところ、

2日間でおよそ130人の読者の方が
私のメルマガに登録くださり、
うち14名の方からスカイプコンサル希望
がありました。

やはり現在のこの環境で、
意識を高く持っている方が増えてきている
そんな印象を持ちました。

それでは。