私がネットビジネスで起業してから、
起業してドーンと稼いでいる色々な
起業家の方と会う機会が増えました。

実際に会うまでは、

「インチキ臭いなぁ・・・」

って思ってたんですが、
本当に稼いでいる人って服とか生活とか質素で、
あんまりギラギラしてない人が多いです。

時間やお金が自由になると、
逆に物欲が無くなって、

本当に自分にとって大切なものが
ハッキリ見えてきて、

心配や不安が弱まるから
じゃないかなぁ、と思ってます。

会社員であるからこその病気?

私が会社員生活を辞めるキッカケは
全身麻酔が必要な手術でした。
とにかく毎日がハードワークだったんです。

私は40代ですが、
かつての同級生にも職場や仕事が原因で
身体を壊したり、精神を病んだりした
経験を持つ人が複数います。

私が見る限り、
責任感が強かったり、真面目な性格だったり
する人にその傾向が強い。

「責任感が強くて、真面目な人」が働くと、
身体やココロを壊してしまう環境って…(涙)

とってもオカシイんだけど、
今の日本の社会環境って、
そんな閉塞感をすごく感じます。

思い切って逃げてしまうのもアリ

責任感が強くて真面目な人は、
自分の人生が破壊されているのに
なかなか気づけません。

少しの間でも生活できる蓄えがあるなら、
その環境から逃げて、
別の道を探すことも考えて欲しいです。

「いまが踏ん張り時だ!」などと言って
20年以上歯を食いしばり続けても、
私は幸せになれなかったから。
ぶっ倒れて大手術をするハメになったから。

私は40を過ぎてからそれに気づきましたが、
体力や気力がある若いうちに逃げ出した方が
ダメージが少なく済んだり、
他の道へ進む選択肢が多かったりする
可能性が高いです。

それでも逃げ出せない大きな理由

で、これは私もそうだったし、
かつての同級生も同じことを口にする
最大の理由がこれ。

「会社辞めちゃったら老後が心配。
 その不安で辞められないよ」

ホント。それは良く分かります。
自分がそうでしたから。

でもね、

その環境で働き続けた先の心配や不安は無いの?

と言いたい。

まだまだ日本は、
「中年で会社員辞めたら人生終了」
的な雰囲気があります。

それゆえに、そのヒドい環境、
ブラックな企業が無くならない理由は、

責任が強くて真面目な人が我慢して
それを許してしまっている

ことが大きいです。

全て我慢して目をつむっておけば
取り敢えず毎月給料は振り込まれるから、
安定を強く求めると、
「会社を辞めるなんてとんでもない!」
って思考になりますよね。

それってホントに「幸せ」なの?

しかし、です。

自分や環境がどうなっているか分からない
老後のために、

いま・ここにいるあなた自身を犠牲にして
幸せになる保証なんかない

と言いたい。

「あと2年で定年退職なんだよ」
なんていう方はあてはまらないかもですが、

定年まだ15年、20年、30年という
期間が残されているのに、
それまでの時間を犠牲にしまくって
ゴールの定年を迎えたとき…

果たして「幸せ」なんでしょうか?

「老後」だけが大事なワケじゃない

勿論、
「定年まで会社員でいる事が何よりの安心なんだ!」
という方もいらっしゃるでしょうし、
それを否定しません。

それでも私は、健康でなくなって
しまったときに気づいたのです。

「老後老後っていうけど、
 このままじゃ俺、老後の前に死んじゃう?」

必死こいて老後が老後が!と叫び続けた結果、
定年前に身体が動かなくなっていたら
悲しすぎます。

死ぬほどにキツい毎日を、
何の保証もない老後まで続ける価値が
本当にあるんでしょうか。

まとめ

あなたが健康なうちに、
あなたの大切な人が身近にいるうちに、
「老後」に極端に偏った執着をしていないか?

いま一度、ご自身のバランスをチェック
されてはどうでしょう。

あなたの人生は老後から始まるのではなく、
もう既に始まっているのですから。