先日、起業家の方とZoom会議をしていたところ

パソコン

やっぱ
コレなんだよね…

と話題にあがった言葉が
とても心に刺さり
印象に残ったんです。

それは、

「初心忘るべからず」

です。

日本人なら誰でも知っている
フレーズだと思いますが、
この言葉は室町時代の能楽の大成者、
世阿弥(ぜあみ)の言葉なんだそうです。

そんな、

◆「初心忘るべからず」の本当の意味

をあなたは知っていますか?

一般的には、

「何事も、始めた頃の真剣で
 謙虚な心を忘れてはいけない」

という意味で使われますが、世阿弥が言う

「初心」とは「初心者」のことなんです。

「なにかを始めたときの不安な気持ち、
 ヘタクソだった記憶、失敗した恥ずかしさ。
 そして今に至るまでの努力忘れてはダメ

という深い意味があったんですね。

であるからこそ、

自身のビジネス継続のために初心を忘れない

ことが極めて重要、って事です。

どうしても人と言うものは、
仕事や作業に慣れてくると

「初めての人の気持ち」
「まだ未熟な状態の感情」

薄れていってしまいがち。

「初心」を失うと…
  • 専門用語が増える
  • 説明が雑になる
  • 質問を許さない
  • 意味なく高圧的になる

なんてことが起きてきます。

…あれ?

某業界の「コンサル」を名乗ってる
人ってこんなヤツらが多いな(笑)

まぁ、そんな人たちは
初心者の方々と良い関係を
築けるはずはありませんね。

初心者の人というのは、

いつも、常に不安で心配

です。

これはネットビジネスの実践に限らず、
どんな仕事・アルバイト・パートでも
「初めての仕事」は不安ですし、
それを乗り越える勇気が本人に必要です。

それが
「社内でコピーを1枚取る」
ことであっても、です。

どんな仕事も同じなんです。

あなたが経験者であれば、
そんな不安な気持ちを感じ取って
あげられなければなりません。

そのため私もビジネスを教える立場として、

心の声

「初めてメルマガを出すときの
 気持ちってどんなだったかな」

「どんなことを言ってもらえたら安心できて、
 何が心配だったっけ…」

そんな風に、自らの「初心」の
振り返りをしています。

まとめ

あなたにも同様に「初心者」だった頃が
必ずあったはず。

それを忘れないようにしましょう。

それは「教える立場」になった際、
とても強力な武器になります。

初心を忘れてる人が本っ当に多いから(笑)。

ですので是非、あなたも

「自分が初心者の頃や、始めたての頃って、
 一体どんな心配や不安があったかな?」

と自分の「初心」を思い起こして
仕事に取り組むようにしてみてくださいね。