あなたがもし、
Webビジネスやネット起業に取り組む際、
その「表現」について、
最低限の注意を払う必要があります。

この注意を怠ると、
あなたは「詐欺をはたらいた者」として
面倒な事に巻き込まれてしまうかもしれません。

絶対NGなのは「絶対 ○○」

  • 絶対に合格します!
  • 絶対に稼げます!
  • 絶対に痩せます!

はい、これらすべてアウト
この世に100%や絶対、なんてモノは無いからです。

あなたは、
「いやいや、そんな広告をネットで見たよ!?」
と言うかもしれません。

でも、その商品をよく見ると、

「あなたも『今年こそ夏までに絶対にやせる』って思っていませんか?」

などといった、
絶対的な効能を謳っているワケじゃない
うまくその気にさせるような表現、
を使っていることに気づくでしょう。

その商品やサービスを使ってみた人の
感想や実績、研究データ等を載せるのは、
全く問題ありません。

効果を保証する表現やキャッチコピーに
「絶対○○します!」を使うのは、
やめておきましょう。

通販番組や通販のCMなんかも、
画面の端の方に

「個人の感想です」
「効果・効能を示すものではありません」

なんて書いてありますよね。

その絶対NGな「絶対○○」を使って
しまっているサイトがあったら…
それこそ絶対詐欺です(笑)

あなたが一番気になる「稼ぐ」系は?

ネットビジネスでは、
稼ぐ系のノウハウや教材、スクールと
いったものをアフィリエイトしたり、
独自商品やサービスを販売することも多いです。

その場合、どうしても「稼げる金額」を
前面に掲げたくなってしまいますが、
それは絶対にNGです。

その理由は、前述したとおりです。

どんなに進学率が高い予備校であっても、
全ての生徒が志望校に入学できないのと同様に、

たとえ月収100万円超え、年収1億円の
プレイヤーが本当に居たとしても、
誰もが全て100%、それを達成できるとは
限らないためです。

それでは、
「じゃ、どうやって稼ぐ系の商品やサービスを売るの?」
ということが気になりますよね。

そのような場合は、
「社会的証明の原理」の心理効果を使う
のが良いでしょう。

人は何かを決めたり行動したりする際、
他の人がどう決めたり行動したりするかを
意識しながら決定する、という傾向があります。

具体的には、
「その商品やサービスの購入を決断できない、迷っている人」
と似た立場の人の、

  • 実際に効果があった
  • これくらいの期間で稼げた

    といった旨の感想があれば、

    「だったら私にもできそうだ、できるはず」

    といった共感や安心を生み、
    購入に結びつく可能性が高くなります。

    稼げる金額より、何ができるようになるのか?その未来を

    どうしても「で?いくら稼げるの?」と
    なりがちなのは分かります。
    私もそうでしたから…。

    でも今の私は、
    「いくら稼げるか?」で行動してしまうと
    結局遠回りになることを、
    経験として知っています。

    ネットビジネスと言えど、
    長く安定的に稼げるのは原理原則を
    しっかり押さえたビジネスであることを
    痛感しています。

    その工程を経ずに、
    「すぐ稼げる」「誰でも稼げる」
    の道に進んでも、どこかで破綻し
    再度1からやり直すことに。

    なので、

    あなたから商品やサービス、スクールを
    購入することで、
    何が得られ、どういう未来が見えるか?

    それらを伝え、
    それに共感してくれた人に買ってもらう
    ことが理想ですね。

    そうすることで、学ぶ意志や意識が高い
    購入者を自動的に選別し、
    「3クリックで稼げる」系の甘い意識の
    人々を排除でき一石二鳥です。

    報酬は学びの先に。

    ネットビジネスという独りビジネスであっても、
    報酬・収益は学びの先にしかありません。

    仕組みを作り、試し、集客し、セールスする。
    購入者のフォロー、リピータをどう得るか?

    …これら当たり前の原理原則を、
    当たり前に実践し、学び、改修していく。
    この循環の中で、己の実力をつけていくしかありません。

    ネットビジネスには、
    裏ワザが多くあるように見えるかもしれませんが、
    すぐ稼げる手法は、すぐ稼げなくなります。

    まとめ

    今回は、

    『あなたのビジネスが「詐欺」にならないための心得』

    を解説しました。

    商品やサービスを販売する際は、
    「絶対○○できます」「100%効果がある」
    といったような、
    結果や効果の保証をしないこと。

    「社会的証明の原理」の心理効果を使って、
    購入者と同じ立場、不安や悩みを持つ人の
    感想で共感や安心を得たり、

    商品やサービスを購入することで、
    何が出来るようになるのか?
    といった未来を見せる。

    それが結果的に、
    意識の高い人・低い人、
    学ぶ意欲のある人・無い人を選別し、
    あなたにとっての良い顧客だけが
    購入してくれるようになります。